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家の中でもストレスゼロ!「お部屋遊びを楽しむコツ♪」

犬はお散歩に行くこと、おやつを食べることと並んで、飼い主さんと遊ぶことが大好きです。また、暑さや寒さ、雨のせいなどでお散歩に行けない日は運動不足やストレス解消にもなります。でも、どうやって遊んであげたらいいのかわからないと思われている飼い主さんも多いのではないでしょうか。そこで今回は、愛犬とお部屋で楽しく遊べるコツをご紹介します。家にいる時はいつでも気軽にできるので、ぜひ取り入れてみて下さいね。

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◆おもちゃを使って「引っ張りっこ」
犬の祖先は狩猟をしていたため、動く物を追いかけたり、物をくわえる習性があるので、おもちゃを与えると本能的にくわえたり、追いかけたりして興味を持ちます。
・遊び方
口にくわえやすいサイズのおもちゃ(ロープや軽く結んだタオルが一番遊びやすいです)を用意して、犬の目の前でおもちゃを左右に動かします。音が鳴るおもちゃなら、より興味を引きやすいです。犬がおもちゃをくわえて引っ張ろうとしたら、綱引きをするように遊んであげて下さい。遊びに夢中になり、興奮してきたら、一度動きを止めてクールダウンさせましょう。
・コツ
引っ張りっこの遊び方は飼い主さんから誘い、犬が飽きないうちに飼い主さんの判断でやめるのがコツです。犬が「もっとやりたいな」という気持ちを残しておくことは「特別なお楽しみ」と認識させ、次に誘ったときに喜んで応じさせる遊び方のコツなのです。
最近は「引っ張りっこ」をしながら、歯のケアができるロープなども販売されています。飼い主さんやワンちゃん同士で引っ張りっこをする中で、歯磨き効果がある素材や、歯、歯茎、顎の発達に効果がある物もあります。皆さんの愛犬に合ったおもちゃを選んでみて下さい。

◆「どっち?の手に入ってる」ゲーム
片方の手でおやつを握り、どっちの手の中におやつが入っているのかを当てさせるゲームです。犬はこういった知能を使う遊びを好みます。
・遊び方
犬におやつを見せて鼻の近くに持っていき、おやつを持っていることを認識させます。おやつは匂いが強い物のほうが、よりわかりやすくて良いでしょう。片手におやつを持ち、両手でこぶしを作って目の前に出します。この時「どっち?!」などと合図になる言葉を言ってあげると良いです。犬はおやつの匂いがする方の手をカリカリしたり、クンクンしたりします。ここで「当たり!」「残念~!」などと言って、当たっていれば「当たり!すごいね~!」とたくさん褒めてあげて、手の中のおやつを与えます。
・コツ
犬は頭を使う遊びが大好きなので、集中しているタイミングの時に、おて、おすわり、ふせなどのトレーニングをするのにも役立ちます。犬の集中力は15分程度といわれています。それ以上続ける場合は、休憩を入れるようにしましょう。犬にとってストレスにならず、楽しませてあげることが大切です。

◆「宝探し」ゲーム♪
犬の嗅覚を使って、おやつやフード、おもちゃを探させる探索ゲームが「宝探し」ゲームです。頭を働かせる知的な遊びで、嗅覚も刺激するので犬も喜びます。犬が見ていない間に、飼い主さんがこれらを部屋のどこかに隠し、愛犬にそれを探させます。できれば、おもちゃがよいですが、犬が気乗りしない場合はフードやおやつを使います。
・遊び方
部屋から連れ出す時に目的物である、宝(おもちゃ、おやつ、フードなど)を鼻面に押し当てながら「宝探しするよー」と楽しく話しかけましょう。部屋の外で待たせるときは「待て!」と言って扉を閉めます。行動抑制である「待て」のコマンド強化にもつながります。
宝を隠します。どこでも良いですが、最初はわかりやすい場所から始めましょう。例えば、ワンコベットの下や椅子、ソファの下など、すぐ見つけられるところに隠しましょう。ゲームに慣れるまでは、隠す様子も犬に見せながら行うと、犬も遊びを理解しやすいです。
「探せ!」が宝探しのコマンドなので、必ず「探せ!」で統一して、探させます。最初は犬も「何をすればいいの?」の状態になるので、宝の場所に誘導してあげましょう。宝を見つけたら飼い主さんが「ほら!あった!」と言ってテンションを上げてあげます。犬が宝に気づいて持って来たら「エライ!」「スゴイねー!」と言ってご褒美をあげます。
・コツ
遊ぶコツを掴んできたらテレビの角、棚の裏など、ふだん興味を持たない場所に隠してみて下さい。犬も疲れてくると集中力が途切れて、だんだん飽きてきます。「そろそろ無理だな」と思ったら、目線を配るなどして、それとなく宝の場所に誘導してあげて下さい。犬は嗅覚に優れた動物です。発達している部位を積極的に使って遊ばせることは、脳にも良い刺激を与えることにつながりますよ。

まとめ
お部屋で遊ぶ時は、いつも散歩にかける程度の時間をかけて遊んであげるのがおすすめです。犬種や遊び内容にもよりますが、30分から1時間を目安にすると良いでしょう。
真夏の暑さや真冬の寒さが厳しい時期、雨の多い時期は、散歩になかなか連れていけないため、犬はどうしてもストレスが溜まりやすいです。また運動不足にも陥りやすいので、肥満になる可能性もあります。今回ご紹介した3つの「コツ」とともに、お部屋遊びを楽しんで、愛犬のストレスを上手に発散させてあげましょう!