犬と遊ぶ♪夏の「プール」

夏といえば「プール」の時期ですよね♪最近では愛犬のために、プールを購入する方も増えてきました。そして、テレビ番組などでも良く紹介されているのが、病気や怪我などのリハビリや、増加しつつある犬の肥満を解消させるために取り入れられているドッグプールの存在です。そこで今回は、ドッグプールが犬にもたらす良い点や気を付ける事に加えて、あると便利なグッズやオススメのドッグプール等を紹介させていただきます。

◆「プール」の効果
・ダイエットにも？！
近年、高齢化に伴う運動不足や肥満などによる生活習慣病などを抱える犬が増えてきました。軽度の肥満が原因でヘルニアになってしまったなんていうケースもよく耳にします。
こうした問題にドッグプールはとても効果があるそうです。水中で動く事で関節にも負担がかからず、犬の足腰の筋肉強化や肥満防止にも役立ちます。

・浮力を利用したリハビリ
関節や骨格の形成不全病等を含む病気で苦しむ犬や、通常のリハビリが困難になりがちな体の大きな犬は、その子だけではなく飼い主さんにとっても時間や労力といった負担がのしかかってしまい大変です。そういった犬達の為に、ドッグプールで行うリハビリ（ハイドロセラピー）は、水中なので体重による負荷が軽減され、犬の体全体の活動を促進していき、回復を早めてくれるといわれています。

◆「プール」選びのポイント
プールは愛犬の体のサイズに合わせて用意します。ペット用のものは割高で数も少ないため、ペット用プールにこだわる必要はありません。選ぶポイントは、強度と材質です。空気を入れて膨らませるタイプのものは、噛んで穴を開けてしまうことが多いので、おすすめできません。組み立て式のフレームが付いたプールが用意できれば、丈夫で収納に場所も取らず理想的ですよ。

Amazonで↓のプールが評価も高く良さそうです。

・FramePool
ポンプいらずで簡単に設置が出来る、家庭用のコンパクトなフレームプールです。
マンションのベランダでも広げられるサイズなので、組み立ても片付けもあっという間です。カラフルな3色から選べるのもポイントです。

・INTEX
丈夫で掃除がしやすく、組み立ても簡単なことから愛犬家の人気を得ています。
水浴びを行う程度の小さめのものと、人間が一緒に入れる特大サイズの2種類があります。

◆「プール」遊びのオススメグッズ♪
プールで遊ぶときは、水に浮く素材のおもちゃがあるとより楽しめます。犬は噛むことが多いのでプールと同じく空気を入れるタイプのものは避けた方が良いですね。
また、足腰に不安のある犬や老犬、泳ぎに馴れていない犬をプールで遊ばせる場合にはライフジャケットを用意しておくと安心ですよ。

これ↓もAmazonですが、特に犬用ボールはうちでも買っちゃう予定。

・Lauva犬用ボール

・犬用ライフジャケット

◆「プール」で楽しもう♪

・水に慣れさせるところから
プール遊びが初めての場合、犬を水に馴れさせるところからスタートします。最初から足のつかない深さの水に入れると恐怖感を与えてしまうので、最初は少なめの水量から始め、体をプールの水で濡らしながら馴らしていきます。時々ご褒美をあげて、水浴びによいイメージを持たせると効果的です。水に浸かることに馴れてきたら徐々にプールの水量を増やし、泳ぎに馴れさせてください。だんだん馴れてきたらボールなどを投げ入れてやると喜んでくれますよ。

・犬種によっては注意も必要
ラブラドールレトリーバーやニューファンドランドなどの犬種は水が好きですが、日本犬は水を怖がることがあるので、時間をかけてゆっくり馴れさせてあげてください。コーギーやダックスフントの場合は足が短く、犬かきも苦手な傾向にあるため、水の量を少なめにしてあげた方が良いです。また、ライフジャケットを活用するのも良いでしょう。
持病がある場合は興奮すると容態悪化につながるので、軽く水浴びをさせる程度にします。足がつかない深さまで水を入れて遊ばせている場合、万が一の事故防止のために目を離さないようにしましょう。

・ケアもしっかりと
遊んだあとは体が冷えないよう、大きめのタオルやドライヤーでしっかり水気を切って、よく乾かしてあげて下さい。水中に飛び込むのが好きな犬の場合は耳の中に水がたまっていることがあるので、中まで拭いてあげてくださいね。

まとめ
水遊びは人間や犬の自覚以上に体力を消費します。特に長毛種の場合、毛が水を含むとかなりの重量となってより疲れやすくなります。犬の年齢や体力を考慮して、遊ぶ時間を加減するようにしてください。
まだまだ続く暑い季節にぴったりな「プール」。今年は皆さんの愛犬もプールデビューしてみませんか？