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今“愛犬には手作りごはん”が熱い?!

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最近、オーガニックなどの素材や原料の産地にこだわった、高級志向のフードがペットショップの売り場を飾っているのはご存知でしょうか。価格帯も1キロ3.000円以上するフードも多く、かなりリッチなドッグフードが多いのです。
そんな中、さらに素材にこだわって「愛犬のためにごはんを手作りしよう!」という意識が飼い主さんの間で高まってきているようです。
愛犬にとって、ごはんは大きな楽しみの一つ。少しくらい手間がかかっても嬉しそうに食べる姿を想像して、「手作りごはん」に挑戦してみませんか?

◆手作りごはんの“メリット”
①安心
飼い主さんご自身が素材を選んでいるので「安心」です。いくらオーガニック素材を使っていると表示されているドッグフードを購入しても、さほど規制の厳しくないドッグフードでは実際何が使われているのか不安は拭えないものです。

②代謝アップ
私達、人間の食べ物には通常60~70%ほどの水分が含まれています。しかし、犬が主食にしているドッグフードにはわずか10%しか水分が含まれていません。その理由は、開封後に水分や湿気を吸収することで、品質の劣化やカビを防ぐため、そして、輸送期間中に、粒が割れて粉砕してしまわないように硬く凝固するためです。ドライフードのパッケージを見ると、ドライフードと飲み水を与えるように記載されています。しかし、正しくはこの“水”は食事として摂取すべき“水”という意味で、日中の飲み水とは別の分量を意味しているのです。実際には、ドッグフードと水を同時にあたえると、ある程度の水を飲みはするものの、水分を補う程は飲み干せません。
ごはんを手作りする事によって、様々な食材から水分もしっかり摂取でき、「代謝アップ」することが出来るのです。

③栄養
私たち人間は色々な食物を食べたいですし、その日の気分や体調に合わせたメニューを考えますよね。それと同様、愛犬にも体調に合わせてメニューを変えられるというのが大きなメリットです。最近はアレルギーで皮膚トラブルを抱えた犬も多く見受けられます。動物病院に通うのも対応策ではありますが、ドッグフードに原因物質が含まれる場合などは特に手作りごはんは有効です。手作りごはんに切り替えてから、涙やけが改善したというのはよく聞く話です。そして、内臓が弱ってしまった老犬にも消化に良い素材を使ったり、「栄養」たっぷり含んだ、好きなものを入れてあげて食欲を促したりすることができます。

④愛情
飼い主さんが「愛情」こめて手作りしたごはんを、大切な愛犬がパクパク食べてくれる姿を見たら、もっともっと愛犬の事が愛おしくなります。
毎日、愛犬のために手作りを続けていくのは、最初は手間がかかると感じるかと思います。そんな時は少し工夫して飼い主さんと同じメニューを楽しんでみましょう。例えば、犬にあげてはならない、玉ねぎや、控えるべき塩分など、加える前の段階で、少し愛犬のために別に取って焼いておくなどすれば、ごはんをより一緒に楽しむことができますし、わざわざ別に手作りごはんを用意する手間が省けるので、一石二鳥ですよ。

◆あげないほうがいい食材
人間には問題がなくても、愛犬にとっては「毒」になってしまう食材もありますので手作りの際には注意が必要です。ちょっとあげただけで、すぐに体調が悪くなる例は多くないですが、以下の食材はあげないようにしましょう。
ネギ類、にんにく、加熱した骨、チョコレート・ココア、生の卵白、じゃがいもの芽、生のタコ・イカ・エビ・カニ、コーヒー・紅茶・緑茶、香辛料など

◆まずはトッピングからでもOK!
いきなりすべて手作りごはんにしていくのは、飼い主さんにとってハードルが高くなるだけでなく、愛犬の体にとっても負担になってしまう可能性があります。そこで、まずはトッピングからチャレンジしてみましょう。ドックフードの量を少し減らして、茹でたお肉や野菜をトッピングしてみて下さい。ドッグフードはいつもの2/3くらいにします。そこに飼い主さんが料理に使う予定の肉・魚・野菜などを少しとりわけ、さっと茹でればいいです。栄養がたっぷり含まれている茹で汁も捨てずにかけてあげましょう。

◆慣れたら手作りごはんに
トッピングごはんが楽しく続けられるように慣れてきたら、いよいよ手作りごはんに挑戦です。「肉・魚」「野菜・果物」「穀物」を同じ量ぐらいずつが基本的なレシピの考え方です。それに、「水・出汁」を加えて雑炊風にしてみたり、豆腐やゴマ、ワカメ、納豆などのプラスアルファを加えてもOKです。しかし、この量はあくまでも目安です。2~3週間ごとに体重や被毛の状態をチェックし、愛犬にとって最適な量をアレンジしてあげて下さい。

まとめ
手作りごはんにかえたからといって毎日きっちり作らなきゃ!と気負う必要はありません。2・3日分まとめて作り置きしておいて、あげる前にちょっと温めてあげたり、忙しい朝はドライフードで済ましてしまったりと、飼い主さんにとって楽しく続けられるやり方で、愛犬と一緒に楽しんで下さいね。

◆「わんわんシェフ見習い中」 手作りごはんの基本
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