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もしもの時の備え「ペット保険」について考える

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犬は大事な家族の一員です。そんな愛犬に、もしもの事があったらどうしますか。
「うちの子は病気なんてしたことないから保険なんて大丈夫!」なんて思っていませんか?もしもの時は絶対に助けてあげたいけど…犬の医療費って本当に高いですよね。
今回は、もしもの時に備える「ペット保険」について考えてみたいと思います。

★ペット医療の近代化
人間と同様で、犬も医療費がかさむのは幼少期やシニア期です。それまで健康だった犬でも、高齢になると徐々に免疫力や体力が衰え、病気にかかることが増えてきます。
人間の医療の進化がめざましい発展を遂げている昨今、動物医療も同じくどんどん進化しています。MRI、CT、内視鏡といった検査技術、手術、放射線といった治療技術など、動物医療は人間顔負けの水準にまで進歩しています。
これに加え、心臓疾患や腎臓疾患など慢性疾患に対する治療の長期化も進み、医療費はかなり高額になることがあります。本来なら施してあげたい医療を金銭的な理由で断念せざるを得ない…そんな後悔をしないよう、ペット保険への加入を検討しておきましょう。

★医療費の実例
犬には公的な健康保険がないため、全額自己負担になります。一般的に動物病院への通院にかかる費用として1回3,000円〜10,000円、入院で3,000円〜15,000円、手術で100,000円〜400,000円くらいが相場とされています。また通院に加えて入院や手術が必要になるとさらに高額になります。特に手術が必要となると高額になりやすく、治療内容によってかなり差はあるものの、場合によっては100万円を超える手術もあります。

★高額な医療費をどう払っていくか
ケガや病気で苦しんでいる時は「今すぐどうにかしてあげたい!早く直してあげたい!」と思うのが飼い主の気持ちです。その為にほとんどの場合は、動物病院に頼ることになるのですが、治療のためにはどうしても高額な費用が必要になります。そのためにはどのように備えておくべきなのでしょうか。
① 普段から少しずつ貯金しておく
毎月、少しずつでも良いので貯めておく方法です。ただ、ある程度の蓄えが出来る前に、もしもの時が来てしまったら?そう考えると、確実に安心できるとは言えません。
② ペット保険への加入
ほとんどのペット保険は掛け捨てになるので、無駄な出費だと思えてしまうかもしれません。ただ、いざという時の安心料という見方もできるかもしれません。

★保険加入のチェックポイント
ペット保険加入の検討は、愛犬が若く元気なうちがおすすめです。年齢や、加入前にかかった疾患は適用外になるなどの制限がかかる場合があるからです。もちろん、12歳を超える高齢でも加入できるペット保険もあります。高齢だからとあきらめず、必要を感じたらペット保険の加入を検討してみましょう。
ペット保険を検討する際の主なチェックポイントは以下の6点です。
① 保険料
② 自己負担割合
③ 年間保証限度額
④ 通院、入院限度日数
⑤ 手術費用上限額
⑥ 保険対象外となる疾病
補償範囲を手術に限定して保険料を抑えた保険や、24時間健康相談サービスが付帯する保険などもあります。費用を抑えたいのか、保険以外にも愛犬のお世話をサポートして欲しいのかなど、保険料だけにとらわれず、補償範囲などを良く比較し、最適な保険を選ぶようにしましょう。

まとめ
自分も含め、身の回りの方のほとんどが事の大小問わず「年に何回か」というペースで動物病院のお世話になっていると聞きます。突発的に起こるケガや病気は、どんなに気をつけていても防ぎきることはできません。そんなもしもの時の費用はもちろん、同時に気持ちの余裕を保つためにも、安心という名のペット保険と捉えて、前向きに検討されることをお勧めします。