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愛犬も高齢化 -3頭に1頭は10歳以上-

日本では少子化の中、“子供の数よりペットの数が多い”といわれて久しいです。15歳以下の子供は約1600万人(2016年4月:総務省より)の一方で、犬の飼育頭数も猫の飼育頭数も共に約1000万頭弱(ペットフード協会「平成27年 全国犬猫飼育実態調査」より)なので、ワンちゃん、ネコちゃんを合わせただけで、ヒトの子供よりも多い計算になります。

そんな中、飼主にとってはこども同然のワンちゃんの数も減っています。
ペットブームといわれた2005年頃がピークで、現在は2005年頃の4分の3ほどの頭数なのです。

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犬の飼育頭数推移(ペットフード協会資料を元に作成)


今や、2005年頃にかけて子犬だったワンちゃん達が高齢犬になっており、全体として“高齢化率”が高まっています。

ペットフード協会「平成27年 全国犬猫飼育実態調査」によると34.5%が10歳以上のワンちゃんで、また2016年10月19日に「アイリスペットどっとコム 犬といっしょ」が発表した「犬の国勢調査2016」によると、21.4%が11歳以上のワンちゃんのようです。

日本人が第一次ベビーブーム世代(段階世代)の高齢化や少子化に伴って、日本全体の高齢化に進んだのと類似していますね。
ただ、ヒトに比して犬は寿命が短いこと、(2006年以降)総飼育頭数の減少がすでに始まっていることを考えると、犬の高齢化の方が先に進んでいるように思われます。

おそらく、一般的に意識している以上に愛犬の高齢化の課題に直面している飼主の方は多いはず。
我々愛犬家は、この課題に今後ますます向き合っていくことになりそうです。

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